きょうこと娘が運命の赤い糸で結ばれていた??

ニワトリ

娘の出産とシンクロした神秘的な出来事とは・・・?

にわとりは孵化してから150日前後で産卵を開始するといわれている。烏骨鶏の飼育を始めてのたまご初収穫に出会える日はいつだろうか・・・・?

ある年の9月24日夜22時過ぎに第2子である娘が産まれた。骨盤のゆがみから全く歩けなくなった私は陣痛は来ていないもの緊急入院となった。明日の朝まで分娩にならなければ誘発分娩と言われていたが、助産師さんの温かいケアの力のおかげで自然陣痛が来てそのまま分娩となった。元気な女の子が無事産まれほっとして次の朝を迎えた。

出産の次の朝、夫からビックニュースが舞い込んできたのだ。1枚の写真に「きょうこ、たまご産んだ、しかも2個。」とメールに添えられているではないか!!ついに卵が産まれた・・・・?!我が家で一番目に生まれた長女のきょうこが産卵を開始した。娘の誕生した日ときょうこが初めて卵を産んだ日が重なったのは偶然とは思えないと感じてしまう。まるでシンクロしたかのような娘と一羽のにわとり。私のお腹の中にいた時から娘はきょうこのことをよく知っていた。きょうこと娘は深い絆で結ばれたのだろうか??きょうこからの娘へのお祝いのプレゼントが卵だったかもしれないね。神秘的かつ不思議なこのお話は、娘が少し大きくなった時に「あなたの産まれた日にもう一つの素敵なドラマがあったのだよ」とお話ししてあげたいと思う。

:きょうこが初めて産卵を開始した日の朝、ニワトリ小屋にて。

産卵箱があったが、きょうこはどうやら自分で掘って土の上に卵を産んだようだ。次はちゃんとした巣箱で産卵できるようにと巣箱の中に藁を敷いたり、暗室なるようにカーテンをつけた。その後きょうこは巣箱で産卵をするようになってくれた。4つある巣箱のうち、必ず右端の巣箱の中で産んでおり、そこが彼女のお気に入りのお部屋のようだ。

夫はこの貴重な卵は私が病院を退院した後にみんなで大事にいただくことにして卵は取っておいてくれると言ってくれた。

いただきます。最高のたまごかけごはん。

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:出産終えて退院した日、実家にてみんなで卵かけご飯でお祝い。

はじめてこの卵を食べたときの感想は・・・?

もちろん、おいしいに決まっていました。なぜなら私達が大切に卵時代から育てたニワトリさんが産んだ卵だから。烏骨鶏のたまごは栄養価がとても高いと言われている。たまごの大きさは小ぶり、通常の卵の半分くらい。白身に対して黄身の割合が多いので卵かけご飯は特に美味しい。卵を割ってみると殻が固いことに驚いた。味はあっさりしている、自然本来のうまみがある。市販の卵に比べて臭みがない気がする。たまごを買うことは簡単だけれどお金で買えないこの卵は本当に染みわたるおいしさだったのだ。そして卵10個入り1パックで売られている卵からは感じ取ることができない、1つの1つの卵のありがたさ、いのちの恵みが秘められている。にわとりさんへ感謝して卵をいただく事、ニワトリを飼育する前はあっただろうか??この時、家族みんなが感謝の気持ちでとにかくいただいたのだ。動物を育てから学ぶことは本当に多い。この一つのたまごが採れるまでの苦労やドラマが沢山あったから。食の大切さを改めて教えてもらった気がする。「きょうこ、ありがとう。きょうこの卵、とっても美味しかったよ。これからも楽しみにしているね。そして小さかったあなたはもう一人前の大人のニワトリさんに成長していたのですね!!

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:きょうこの幼い時、中ヒナ時代の懐かしい写真。

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