烏骨鶏の実際の飼育について①

ニワトリ
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烏骨鶏を人工孵化してからの飼育

 まずは産まれて1日程、孵化器の中で過ごしてもらいます。産まれて直ぐなので、あまり刺激しないようにと、大体体が乾くくらいまで。しかし、長くいると他の孵化していない卵に悪影響(ひよこが動いて卵とぶつかります)なので、あまりふ化器を開けたくないんですが1日経ったら移動させます。

 飼育箱に移しての飼育について

湿度と温度管理~サーモヒーターで保温、濡れタオルで湿度を保つ。最初は36度くらいから初めて、1日ごとに様子を見ながら温度を下げます。ひよこは、寒ければサーモヒーターのところで体を寄せ合う。暑ければそこから離れていたり、羽をバタバタします。その様子を見ながら温度を微調整。基本的には暖かめの方が安心できるので、いきなり温度を下げるようなことはしません。基本的には、ピヨピヨ言っていますが、何か異常があれば大きな泣き声に代わってうるさくなりますので、それで以上を感じていました。濡れタオルは自分で水を飲むことができるようになれば、あまり神経質になる必要はない気がします。

②ヒナの餌づくり~ヒナ時代での食料がその後のニワトリの一生の胃腸の健康に反映させると聞いた。あえて消化が難しい玄米や笹葉など食べさせることで胃腸が強くなるという。唐辛子やにんにくは体温をあげてくれる。酢は水に1滴垂らしてあげる。これは病気の予防に良いようです。野菜のくずの部分を細かくして、米ぬかをプラスする。米ぬかは粗脂肪やたんぱく質を多く含んでいるためエネルギーの調整と微量栄養素を補ってくれる。タンパク質は魚粉はいりこ、煮干しなどの魚を、ヒナの育成にとても重要。小さいくちばしでつばめるようにできる限り細かくしてあげるのは結構大変。フードプロセッサーがあるととっても便利。

③水を飲むこと餌を食べることを教える~本来親鳥が伝えることだが、人工孵化の場合、こちらが教えていかなければならない。水を飲むことは指で皿に入った水をくちばしでつつくような真似をしてあげると覚えてくれる。餌も同じように覚えさせる。こうして食料を自分で得ることになる。そして外に出たときは虫を見つけたらあげると虫を自分でみつけるようになるし、虫はニワトリにとって大事なたんぱく質だ。

④夜は布をかけてお休み~飼育箱に布をかけて夜はおやすみさせます。全面に掛けると、息ができなくなってしまうので、ちょっと開けておきます。すると、いつもはピヨピヨいっているのですがすぐに静かになってお休みモードへ。

③そのほか~色々なニワトリ飼育のブログにも書かれている通り、適宜様子を見てお世話するのが大切だと思います。

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