庭に滑り台をDIY

DIY

 毎年、子供の日には何か遊具をDIYして子供たちにプレゼントするのですが、2024年の今年は滑り台を作ることにしました。

材料は廃材で。材料費は0円。

 昨年末くらいから、色々な方から木材などの部材を廃材としてもらっていたので、それを一挙に使用してDIYしていきます。なので今回の材料費は0円でした。

 主にパートナーの祖母からもらった部材が多く、アップサイクルというか、捨てるものだったものが何かに生まれ変わるのは良いことですね。

作成工程

 今回は設計図はなし。なぜかというと、廃材などで現場合わせになることが多いと思ったこと、構造はヤグラ、階段、滑り台部分の3つを組み合わせるだけだろうと安易に考えていたこと。そして設計図を書くのが面倒だったこと。です!!

基礎はコンクリートブック

 今回の作成にあたり、基礎を何にするか迷いました。鶏小屋等は70センチくらい掘って、砂利等を入れて束石をいれ、その後に柱を立てるのですが、滑り台を作る場所がいまいち決まらずしっくりこない。他の遊具の近くに置きたいのですが、サイズが大きくなりそうなのでなかなかいい場所がない。

 ということで、簡単にコンクリートブロックの上に置くことにしました。滑り台の各パーツを分解できるようにすれば移動も簡単にできるだろうという魂胆。一応、20センチくらい掘ってから砂利を置いてコンクリートブロックを置いています。

 ちょっと見えにくいんですが、写真の左の方に埋まっているブロックは最初に作ろうと思った場所。ヤグラ部分を仮組して置いてみたら、なんか違うな・・・と思い、場所変更。これも、掘ってセメント流して束石を立ててたら、安易に場所変更はできなかった。危ない。

 基礎のコンクリートブロックは2×4材を置いて水平器を乗せ、一応の水平は取っておきます。

各パーツを組み上げていく

 まずは、ブロックの上に柱を立てていきます。柱の長さは図っていないのでわかりませんが、90角くらいで2mあると思います。4本立てて、とりあえず仮止め。その後、柱を2×4材(廃材なのでたぶん)で柱を二本づつサンドイッチ。ウッドデッキとか作る時に使う工法なのかな。写真はないのですが、サンドイッチ工法と言っている人がいたので、そうなのでしょう。

 次に、階段、滑り台を作って、ヤグラ部分と連結させます。

 鶏が邪魔ですが、とりあえず各パーツを組み上げて仮に合わせたのが上の写真。

 滑り台の裏の部分の写真。今回、私が作ってて一番謎だったのがこの滑り台。ネットサーフィンで滑り台を作っている人は、だいたいみんなこんな感じなのですが、これで強度は大丈夫なのだろうか??コンパネに裏の補強が入っているだけで、人が乗るのに少し不安な感じ。

 で、作ってみて実際に大人が滑ってみましたが、かなり安定している。・・・なんで??

 滑り台だから、斜めに力がかかって、直接滑り台に負荷がかからないからか?ちょっと納得いかないが、実際安定しているから良しとしました。

 ちなみに、滑り台部分の長さは、ヤグラに一番長い廃材をかけて、それに合わせてコンパネを切り合わせました。長さは、縦1800mm×横900mmのコンパネを、横600mm×1800mmにして、残った部分をつぎ足したらちょうど良かったです。多分長さは2400mmくらいです。

柵と補強

 とりあえず組み上げただけでは、まだグラグラするので補強に入ります。

 とりあえず方づえをつけていきます。本当は筋交いにして、がっちりやりたかったのですが、子供たちが滑り台の下を通れる方が良いかなぁと思い、方づえにしました。ただ、階段したの部分だけは階段があるので通る必要もないので筋交いにしています。

 あとは、上部に柵を付けて。柵というか、余った部材を付けただけですが。これで、かなりガッチリした構造になったので、大人が上で飛んだり跳ねたりしてもびくともしません。

 これで大体いいかなーと思い、塗装をして乾燥。コンパネ部分にはシリコンスプレーをかけて、滑りよくしときます。そして、5歳の長男に滑らせたところ、すごい勢いで滑っていきました。

 ん~これは危ない!!

仕上げ~安全対策~完成!!

 ちょっとシリコンスプレーが滑りすぎた感がありますが、着地の部分が危ないのではないかと思い、改造していきます。ちょうど、極厚ゴムマットがあったので、部材の保護も兼ねて地面にひく。そして、柱の余った部分を組み合わせた着地地点を作成しました。そして、手すりの部分などを入念にヤスリがけして、トゲなどが刺さらないように仕上げていく。

 ということで完成!5歳と2歳の子供を滑らせてみると「ばっちりです」とのこと。良かったですね!

 冬が来ると地面凍結で、地面がぼこぼこになるので、滑り台をくい打ちするか検討します。と、やっぱり滑り台の強度に不安があったので、電工ドラムを差し込んどきました。

 

かかった期間

 大体3日くらい。たぶんDIYになれた人ならもっと短い時間でできると思います。組み上げるのはほとんど1日できるし、仕上げや安全対策に時間がとられたと感じます。ブランコよりは面倒、鶏小屋よりは全然簡単。そんな感じ。

 来年は何作ろうかな~、以上!!

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