DIYで鶏小屋の増築する

ニワトリ

 2023年我が家のニワトリ事情は名古屋コーチンの発生により、小屋の増築を余儀なくされました。北海道で名古屋コーチンの飼育については別記事にするとして、名古屋コーチンの有精卵を買った時から小屋の増築はしなないといけないのはわかっていましたので、その時のことを書いてみます。

 増築前の小屋のことは以下の記事を参照ください。

鶏小屋のDIY
自家養鶏には必要なものがいくつかありますが、その最たるものに鶏小屋があります。降雪地域で、冬季の飼育についてあまり参考となる情報が少なく、手探りでしたが我が家のニワトリ小屋情報について記事にしてみます。大きさについて...

まずは設計図を書く

 建築系のDIYするときに私は必ず設計図を書きます。一番の理由は材料をどれだけ買わなければいけないのか確認するため。構造の計算とかは特にしていません。人が住むものとかはしなければならないのだろうけど、、とにもかくにも今回のニワトリ小屋の設計図が奇跡的に残っていたので見てください。ドンッ!!

まぁこんなもんです。大体わかればよし。ちなみに今見ても何にもわかりません。

基礎掘りから

 既存のニワトリ小屋を同じような感じで横に伸ばしていくつもりです。下の画像の左側に作っていきます。

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横に長物の木材と、斜めの長さを中学校で習った計算で算出して基礎を埋めていきます。

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 水糸を張ればいいのですが、今回はなるはやで作りたかったので張りませんでした。それが後々公開することになります。何が失敗したのかというと、基礎同士の高さが合わないのと、穴の中心にぴったりと入らないことです。ツーバイフォー用の束石を使っているので木材を入れて、都度水平器を当てるという非効率なことを続けてやっと完成。束石を入れた後は、モルタルを流し込み1日寝かします。

棟建て

 90角の柱を立て、同じく90角の梁を平ほぞで接続する。

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その後、棟木を渡して屋根張りをする。今回は屋根張りを夫婦でチャレンジ。一人でやるより、2倍のスピードで進みました。ここまでは簡単。内容は簡単なんですが、小さい子供がいながら時間を捻出するのが大変。

 けれど作らなければ、名古屋コーチン達はずっと室内飼い。衣装ケースで飼育していたので、掃除、餌やりが大変で早く作らねば、、、結局母に来ていただき、その時間で屋根を張り終えました。

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害獣対策

 自家養鶏の本では四方を板張りにするのではなく、できるだけ風通しの良い状況で土むき出しが推奨されていました。うちでは、害獣対策として地面から90㎝くらいは合板で覆っています。

 キツネなどは地面を掘って侵入する場合があるので、合板下部分はブロックとモルタルで固めて、さらに地面の下は廃材のトタン板などで覆います。

 合板の上はメッシュ網でふさいでいきます。隙間という隙間を端材で塞ぎ野鳥、蛇、ネズミもシャットアウト。これで小屋内の害獣被害(ネズミの侵入以外)3年間合っていません。今後合わない保証はないですが、現状はこれで行きます。ちなみにネズミの侵入は、モルタルとブロックの隙間を掘っていたようです。見つけ次第駆除していますが、どこからか穴を掘ってくるのがやっかいです。どうしればいいんだ・・・

完成

 烏骨鶏側からのアクセスで、中で行き来きできるようにしました。名古屋コーチン用の出入り口も作ったら早速子供用の出入り口になりました。

 製作期間は1週間くらいかと思います。躯体を作るのは早いのですが、そのあとのこまごました処理が時間かかるような気がします。害獣対策や、雨どい、塗装、ドア等の作成などなど

 下が増築部分。大体2坪

下が全景。右が烏骨鶏小屋で、左が名古屋コーチン小屋。「なんだかマンションみたいだね」とのことから表札を作ってあげたいなーなんて思っています。

早速侵入した長男。

かかった金額は6万円くらい

 使用した材料は、前小屋を作った時と同じものなんですが、流用できた廃材が少なかったこと。物価の上昇が原因で前より高くつきました。

 私たちはニワトリを飼って卵の自給ができているけれど、こういう小屋や餌代、飼育の手間を考えれば卵は買った方が早いのは明白です。じゃあ何でニワトリを飼っているかというと、楽しいからです。庭を見ればニワトリが散歩をしていて、産卵箱には卵があり、土を耕し虫が出てきたらニワトリがついばみに来る。自分たちが卵から返した鳥たちが、世代を重ね変化していく。

 やってて面白いです。

 環境が許すなら、皆さんもニワトリの飼育いかがでしょうか。卵差し上げますよ。

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