鶏小屋のDIY

ニワトリ

自家養鶏には必要なものがいくつかありますが、その最たるものに鶏小屋があります。

降雪地域で、冬季の飼育についてあまり参考となる情報が少なく、手探りでしたが我が家のニワトリ小屋情報について記事にしてみます。

大きさについて

 最大飼育数から考えます。最低でも1羽当たり0.4平方メートルの小屋で、ホームセンター等で一般的、かつ我が家のハイエースに詰める最大の長さの木材は12f、3.6mです。東屋をDIYした時も、梁は12fで設計しました。

 横梁を3.6mで、奥行き6f、1.8mの木材で作れば端材が出ずに・・・というよりも余計なカットをしなくても良い。私の性格的に慣れてくると大雑把になり、なんでも適当になってきますので、当然大物系のDIYも手抜き大前提で作り始めます。

 前述のように、横3.6m×縦1.8mなら6.48㎡。16羽まで飼育できる!これで行こうとなったわけです。

場所について

我が家は北海道にありますので、当然ながら雪が降ります。そのため、日当たりの良いところで、家から眺めれる場所、かつ雪が降ってもお世話しに行きやすい場所。そして、畑からできるだけ話した場所にします。なかなかそんな場所はないので、夫婦で話し合い、場所は決定。

やるしかない。

工法について

東屋等を作ったときと同じように、木造軸組工法でやっていきます。と思ったのですが、ニワトリ小屋なので、できるだけ材料費を抑えたい。そして、同じことをやってもつまらないので、柱の補強は火打ちではなく、筋交いでやることにしました。

途中で、材料が足りなくなり、家に転がっている木材などで継ぎはぎしていたら、筋交いなのかなんなのかよくわからないものを作っていました。

 また、建物をDIYするときに気を付けなければならないのは荷重計算。気を付けなければならないので、最初は計算してましたが結局雪が積もったら降ろせばいいのではないかと気づき、90角の柱で補強を入れれば何とかなると感じています。

人が住む小屋をDIYするときは、またしっかりと計算すると思います。

作成開始

 DIYしている時はブログを書くなんて思っていなかったので、写真があまり残っていません。文章だけではわかりにくいのですが、残った写真を張っていきます。

この段階で気づいたのですが、横3.6m縦1.8mで軒先のことを考えていなかった。実際は室内の面積はもっと小さくなります。ん~、しょうがないからこのままで良し。

腰壁は、ちょうど職場の人から家の中で使っていたという廃材をもらったので、そのまま流用。節約です。

完成

網は、コンクリートを作る時に埋めるラスメッシュが一枚150円くらいで売っていたのでそれを流用。2枚重ねにしましたが、なんか心もとなかったので亀甲メッシュの網を購入して張り直し。

隙間という隙間を廃材で埋めて、基礎は親戚がくれた縁石を流用。きつねやアライグマ対策として地面に廃トタンを埋め込んで、さらに小屋の地面に50センチ下くらいにはラスメッシュを埋めてあります。画像がなくてすいません。

これで、一応3年間は害獣に小屋を侵入されたことはありません。しかし、現在ネズミが入り込んでしまいました。見つけるたびに駆除しているのですが、気が付いたらまたいます。そこで先日、野良猫に協力を依頼して、駆除圧をかけてもらいました。これでいなくなればいいな。

最終形態とかかった費用、施工期間

ニワトリの餌の保管場所や、雨どいなどをつけて最終形態となったニワトリ小屋。

作ったのは2021年の5月くらいで、当時の物価で3万円くらいだったと思います。貰い物の部材が多くあったので、それを流用できたのは大きかったですね。また、木材も今よりももっとやっすかったと思います。

嫁子供がいない時間にコツコツをDIYして、だいたい1か月ほどかかりました。大筋の建物はすぐできたのですが、隙間を埋めたり、細かな作業に時間がかかった印象があります。

ちなみに冬はこんな感じになります。

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中はこんな感じです。

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冬の中は落ち葉とかを大量に入れて発酵床的な感じにしています。

真冬はマイナス20度になる日もありますが、2年は経過しています。年を取ってきたら、電気的なヒーターを入れようかと思っていますが、今はこのままで。

おわり

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