北海道で3年経過した鶏小屋について

ニワトリ

 鶏小屋を建ててから3年が過ぎ、4年目に突入した現在の鶏小屋について書こうと思います。鶏小屋のことを書いているブログは多くはありませんが、多少はあります。そのなかでも、北海道でDIYした鶏小屋がどんな経過を辿っていくのかを書いているブログはあまりないと思ったので書いてみます。

3年経過のビフォーアフター

 まず写真から見ていこうと思います。

 ↓ビフォー

↓アフター

 単純に増築してデカくなりましたね。

 パッと見経年変化は感じられません。ネズミには入られるのですが、害獣(キツネ、テン、カラス等)が小屋の中に侵入したことはなく、小屋としての機能は果たしています。うちの周りはキツネが普通にうろついているので、全面ネット張りにはせず下から90㎝は合板で覆っています。

不具合

冬を越えるたびに、基礎と壁面がずれる

 これは、寒冷地あるあるなのですが、冬に地面が凍ってしまい膨張、または陥没していまい、それに引きずられる形で構造物が変形してしまいます。これを防ぐには凍結深度(凍ってしまう地面の深さ)よりも深く掘って基礎を埋めなければなりません。うちの地域では大体70㎝が凍結深度と言われているのでそれくらい掘って、独立基礎を埋めたのですがまだまだ浅かったみたいです。1年のずれは小さくても、年を重ねるたびにずれが大きくなっていきます。

 これは、コンクリートビスか何かで打ち付けるか、基礎を掘ってずらすか、何らかの処置をしなくてはなりませんね。

 何が困るかと言えば、害獣に襲われる危険性があるからです。こんな小さな隙間でも、仮にキツネががりがり削ったり、テンに忍び込まれるかもしれないからです。そうなると、ニワトリは全滅してしまいます。

 また、ネズミに入られてしまうこともあるので、要対策です。

ビニールシートの消耗

 冬には小屋の周りをビニールシートで覆うのですが、板ごとビスで打ち付けているのでどうしても穴が開いてしまいます。また、風の強い日にバタバタと煽られるような場所を作ってしまうと、そこから破けていきます。私は、ゴリラテープで補修しましたが、2年たってもまた破れるようなことはありません。ゴリラテープすごい。

 ただ、つけて剥がしてを繰り返しているのでやっぱり消耗していくので、もってあと2~3年くらいな気がします。うちのサイズの小屋を覆うもので大体5000円くらいするので、5年持つなら年間1,000円。問題ないですね。破けてしまったものは、土中に埋める木材等の養生に再利用等いろいろ使えるし。

土の減り

 うちの鶏小屋の土は減ります。ニワトリがついばむときに食べてしまっているのか、風で飛んで行ってしまっているのか。秋には落ち葉を入れたり、庭の土を補充しているのであまり困っていはいませんが減るには減っていきます。

 鶏小屋の土自体は乾燥してサラサラしています。なんとなく気になるのは、ニワトリの抜けた羽が散らばっていることくらいです。特に烏骨鶏は色が白いので、目立ちます。毎日の世話の時に土をスコップで混ぜていれば自然と分解されていくので、頑張ってやりたいと思います。

メンテナンスについて

 日々のメンテナンスは特にありませんが、毎日の水替えの時に小屋の周囲を確認して、壊れているところや、害獣にいたずらされているところがないかはチェックします。

 毎年春には、庭の木製品を再塗装しますので、その時に鶏小屋も塗装します。キシラデコールを塗る人が多いと思いますが、私は高いのでクレオトップという塗料を一斗缶でいつも買っています。2年くらい持って、他の塗料よりは安いので重宝しています。年一の塗装ですが、しないとあっという間に劣化していくと思います。また、外壁もただの合板ですが、塗装をしている限り劣化はあまりないと感じています。直接雨風に当たらないからかもしれません。

 小屋のメッシュ部分は、専用のメッシュの物ではなくコンクリに混ぜる、アミアミなのですがこれも今のところ劣化せずに保っています。

 なので、メンテナンスは年一の塗装くらいですね。

 追記あるかもしれませんが、今のところこんな感じです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました