かなり経ってしまいましたが、2024年9月から2025年1月くらいまでに4枚程鹿革、熊革をタンニン鞣ししましたので記事にしようと思います。
鹿革3枚と熊革
2024年は鞣し小屋を作っていてあまり数は鞣せず、以前失敗したことを再びやるという失態をおかしています。
鞣し小屋については下の記事を参考にしてください。

ここで鞣ししてますが、かなり効率があがっているのと掃除がとっても楽です。しかし独特のにおいが取れない。なんというか、動物の脂と石灰液の腐敗した匂いとタンニン液の匂いが、、臭い!なんか染みついてしまっている感じがします。この対策は後日考える。
鞣しの工程については下の記事を参考にしてください。

そして今回鞣したものは、2024年私が有害駆除で獲った鹿たちと、鞣しの依頼を受けた熊。個体情報としては、
鹿革1 6月にドローン猟をして採れた小三段の雄
鹿革2 10月に採れた特大3段角のデカ雄
鹿革3 10月に採れたヤギ角の雄
熊革 150㎏程の金毛が見事な若雄
です。いずれも、獲った時のことが今でも思い出せます。特に鹿革2の鹿は、コール猟初期で鹿笛を吹いたらすっ飛んできたデカ雄でとってもカッコよかったです。
そんな彼らをタンニン鞣ししていきます。
ちなみに最初に言っときますが、鹿革は課題がかなり残るものでした。失敗の共有としてご覧ください。
鹿革1~剥ぎ取り×

この革は、まず剥ぎ取りに失敗していますね。弾の抜けたところをくりぬこうとしたら、あれよあれよという間に大きくなってしまいました。
そして乾燥時に穴を留めていなかったので収縮し、広がってしまいました。
銀面も林の中から引きずって出したのでボロボロになり、サンダーで少しスエード調にしましたが上手くいかず失敗。
鹿革2~色ムラ、匂い×

1800×900のコンパネに収まりきらないサイズ。
この革の失敗は、タンニン剤にミロバランのみを使ったのですが、漬けていた時期に放置しすぎて色ムラが出てしまっています。そして、ミロバランの特性なのか、処理が甘かったのか匂いがきつい。鞣し中は冬なので家の中に密封バケツの中に入れているのですが、パートナーや子供からは臭い臭い言われ、密封バケツ+3重の袋に入れていました。
言い訳じゃないのですが、言い訳じゃないですよ。そんなこんなで混ぜる工程をかなりサボってしまい、色ムラになってしまったのですよ。
鹿革3~石灰漬けの期間長すぎた

この子は、石灰漬けの期間が長すぎて銀面が剥がれてますね。
北海道は冬の期間があるので、難しいんですよ。ええ。基本気温が低いと、反応性が低いのでなかなか毛が抜けず長期化し銀面に影響が出てしまう。気がする。
この対策としては、ドラムで絶えず撹拌して物理的に石灰を浸透させるしかない。ということで、今では、ドラムの代用を用意してこの問題は解決しました。
熊革

別の記事でも書きましたが、この子はかなり手をかけて、気を使って仕上げました。とっても勉強になることばかりでした。またはやく熊革をなめしたいと思えるほどに。
この写真ではムラが出て見えますが、実際見るとかなりいい感じです。柔らかさや、色、におい。頑張ったかいがありました。

レザークラフト
そんなこんなで、かなり失敗が多い年でしたが収穫もありました。色々と数をこなして、沢山失敗をして少しづつ良くなっていけばよいと思います。


この財布は、外革が熊、内部は鹿革で作ったものです。作りはまだまだですが、自分でつかってます。
今年度はすでに革を7枚仕込んでいるので、あと5枚くらい鞣せれば良いな。
以上



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