タイトルのとおりですが、庭に井戸が欲しくなり掘っていこうと思います。
お清め
井戸掘りするにあたり、神様にお祈りをします。お米、お酒、お塩を捧げて南無南無。いい水が出ますように。
私は無神論者ですが、狩猟をやっていると何か大きなものに気持ちを伝えたい、捧げたいといった感情になる時があります。なかなか言語化するのが難しくて、書くのが難しい。しかしはっきりと言葉にしなくてもいいのではないかと思っていたりもします。人生の中で、ぼやっとしたものがシャープになり、徐々に輪郭を現してくるプロセスを大事に、ゆっくりと噛みしめていくものが良いのかなと思っています。
そんなわけで、神事的なことも意味があると考えてしっかりしたい派なのです。様式美は大事。
抜き打ち井戸とは
難透水層を掘り抜き深い帯水層の地下水を汲み上げる井戸。地上から棒状のもので穴を掘っていき細い水管を差し込んだものである[3]。具体的にはボーリング工法(掘削工法としての上総掘りも含む)により作成する。江戸時代には上総掘りの普及といった技術の進歩や衛生上の利点といった点から掘抜井戸が普及した[3]。降水の少ない砂漠地帯でも水を得ることができる。オーストラリアの大鑽井盆地は掘抜井戸が多いことで有名である[6]。
Wikipediaより
要するに、ひたすら掘って、地下の水をパイプを使ってポンプでくみ上げようというわけです。
私の家ではニワトリを飼っているので、できるだけ自然なものをあげたいと思い、水も自給できればと考えたわけです。掘抜井戸=抜打井戸と考えて本記事は書きます。
掘って、塩ビ管を刺しての繰り返し
色々と、道具の作成をしなければならないのですが今回の井戸掘りに関しては自分で工夫したところはあまりなく先人たちの知恵をお借りしました。
ろん農場のブログを読み漁り、道具の作成をします。ろん農場さん、この場をお借りしてお礼申し上げます。ありがとうございます。
こんな感じのものを、掘って地面に刺した塩ビパイプ(VP70)の中に突っ込み、土を上の道具の中に入れていく感じです。
結論
結論から申し上げると、本事業の「令和5年度 庭に抜き打ち井戸を掘る」は失敗いたしました。また次年度にご期待ください。
やり方はわかりました、実際にやってみました。そうしたら2mくらいで水が染み出てきたのですが、その後大きな石に当たりそれ以上掘り進めなくなり断念。
しかしそんなことでは諦めない。大体最初にやることは失敗するのは想定内。掘り進めたすぐ横を、できるだけ手掘りで2mくらい掘ってから塩ビパイプを差し込み。2回目のチャレンジ。
これで大丈夫だー、と思ってこの塩ビパイプの中をガシガシやっていましたが、全く塩ビパイプが下がっていかない。なぜだ・・・、一応下がっているんですが1時間くらいやって15㎝くらいしか塩ビパイプは下がりません。これは何かが間違っていると思い、道具の改造を実施。掘っている塩ビパイプの逆止弁のゴムがガバガバなのを治したり、先端のブレードを改良するもなかなか効率は上がらず。小石が多く出る層くらいまでは掘れたので、3mくらいは掘っているのですが少しずつしか進まない。
庭造りは井戸掘り以外も並行してやっているので、井戸掘りにこれ以上は時間をかけられない・・・いやむしろ今年度はここまで掘れたしー、掘った井戸は腐らない。次年度続きをコツコツやればいいのでは?
ということで、今年はここで終了。戦略的撤退をして、次年度に繋ぐこととします。冒頭に申し上げた失敗は間違いで、戦略的撤退もしくは中断です。
また来年頑張ろうね~
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