タデアイ(藍)を自家栽培する

草花

 今年のチャレンジとして藍を自家栽培して、藍染めをやってみようと思い記事にします。結果として栽培は珍しく成功して、藍の生命力の強さを感じました。

なぜ藍染めをしようと思ったのか

 なぜ藍染めをやるに至ったかは、私はなんでもゼロから自分の力でやってみることが好きな方で、レザークラフトなら鹿の捕獲から、鞣し剤の作成、鞣し、そして染料も自分で作ってみたいというところから始まりました。日本古来の染め方にとても興味をひかれたので、藍染めや泥染め・・・いいじゃないの。よしやってみよ。という訳です。

 住んでいる地方の歴史等、ルーツを探るのも好きな方なので、北海道と言ったらアイヌ。アイヌは藍染めしてなかったっけ??ということで調べてみました。綺麗な青色の衣装を作っていたなんて情報もありましたが、良く調べてみるとどうやら違うよう。エゾタイセイは北海道に自生していたみたいですが、残っているアイヌの方々の衣装の色とは違うとのこと。ちょっと素人にはよくわからないのですが、できればそのうちタイセイアイも育ててみたい。

種の購入と品種

 私の住んでいる地域は北海道十勝地方。夏の気温もあまり上がらず、栽培しているところもあまりないかな~なんて思っていたら意外とあるらしい。ということで、ネットで蓼藍という種類の藍の種を購入。今ではネットで色々なものが買えるので便利です。

 藍にもいろいろと種類があるようで、北海道でも育ちそうな蓼藍にしました。育てば種を取って毎年植えていきたいです。

ポットで芽だし

 6月下旬くらいにポットで芽出ししました。

 種上して1週間~2週間くらいたった時の画像です。左の二つの苗が蓼藍です。この後、間引きをしたんですがどうも間引きしたものがもったいなく感じてしまい、余っているポットに移植したら小さいまでも育ったので、結局このポット3つ分くらいに苗はなりました。

 注意する点としては水枯れを起こさないよう、毎日水をあげたことくらいです。私は生粋のO型でよくパートナーに雑と言われているので、今回は注意して丁寧にやってました。

 ただ、子供がまだ小さくまだまだ遊び盛り。水道ホースの近くに置いていたので、子供がホースを伸ばしたて遊んでいた時に半壊状態に。一生懸命治して一命をとりとめることが何度かありました。本当に大変ですよね。子育てって。

気づけば2か月後

 苗が大きくなって、我が家のポタジェガーデンのレイズベッドに移植しました。最初のころは水をやっていたのですが、今年は8月中雨ばっかり。そのおかげか、2か月後の8月下旬にはこのとおり。

 画像中央のものと、左上のものが蓼藍です。もうこの頃になると、藍ちゃんなんて呼んで可愛がっていました。

 ところで、画像の奥におもむろに置かれている緑色のシートは陸稲の慣れ果てです。陸稲って、畑でお米を育てるものなんですが、去年盛大に失敗して今年こそはと再挑戦しました。結果から言うと、ニワトリに荒らされて失敗しました。畝たてしてそこに植えていたのですが、数日たって見てみたら畝がない。芽もない。名古屋コーチンですね。まぁしょうがない。また来年チャレンジします。

乾燥葉にしよう

 よ~し、じゃあ収穫して1番葉で生葉染でもやってみようかな~なんて考えていたら、あれよあれよという間に時間が過ぎていき、なかなかできない。このままではまずいと思ったので、乾燥葉にしておきます。

 パートナーと藍染めやるかー、なに染よーかーなんて話ししてましたが、色々とお互い忙しい。とりあえず乾燥葉にしておけば1年くらいは大丈夫らしい。本当は葉だけで乾燥させるのが良いらしいが、時間もないのでこのままでいこう。大体9束くらいできたかな。一つのレイズベットが2m×1mの2㎡くらいだったはずなので、それでこれだけ取れるのはすごい。そして1番葉なのでまだ、葉が伸びてきて収穫できる。

 と、栽培するまでは成功したのかな。珍しく、初めてやることにしては初回から成功したのでびっくりしています。これは良いぞ。来年は規模拡大だ。

 藍染めしたら、また記事にしてみます。

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